続けられなかった…そんな自分にガッカリしていませんか?
やろうと決めたことを、
3日坊主で終わらせてしまった。
あんなに意気込んだのに、
気づけばノートも真っ白。
SNSへの投稿も止まり、
目標はどこかへ行ってしまった。
そんな自分を見て、
心のどこかでこう思っていませんか?
「やっぱり、自分には無理だったのかもしれない」
でも、それは“失敗”ではありません。
大切なのは「続けられなかったこと」ではなく、
「そこから、また戻ってこれるかどうか」です。
「3日坊主」は、普通のことです
私自身、何度も何度も
「やる気満々」で始めては、
数日で止まってしまうという
経験を繰り返してきました。
目標を立てるのは簡単です。
でも、日常は容赦なく、流されてしまうもの。
- 急な仕事や家族の都合
- 体調不良や気分の落ち込み
- 天気やニュースに影響を受ける日もある
そんな中で「やる気が続く人」のほうが、
実は少ないのです。
継続に必要なのは「強い意志」ではなく、「戻れる仕組み」
人は続けるよりも、
「戻る」ことのほうが難しいと言われています。
1度止まると、自分を責めてしまい、
再開するのが怖くなるからです。
でも考えてみてください。
もし、戻ることが当たり前になっていたら?
もし、「3日空いてもまた始めればいい」という仕組みがあったら?
あなたの行動は、
もっと自由になれるはずです。
“戻れる仕組み”を持っている人は、強い
では、どうすれば「戻ること」を
日常にできるのでしょうか?
ここでは、私自身が実践している
3つの方法をご紹介します。
①「リセットの合図」を決めておく
人は「再開のきっかけ」が曖昧だと、
始めることができません。
だからこそ、“戻る儀式”を持つこと
がとても効果的です。
たとえば私は、
次のような行動を“合図”にしています:
- ノートに「また始めます」と1行書く
- お気に入りの神社に参拝する
- 「再出発プレイリスト」の中の1曲を流す
行動に“きっかけ”を紐づけることで、
脳が「再スタートモード」に切り替わるんです。
②「完璧じゃなくていい」と自分に許可を出す
私たちは無意識に、
“続けられる人=すごい人”
というイメージを持っています。
でも、続くかどうかは
人間力ではありません。
実際には、
- 体調
- 環境
- 心の波
さまざまな要因が絡んでくるからです。
だから私は、こう自分に言い聞かせます。
「止まったっていい。戻ってこれるなら、それで十分」
「3日坊主でも、“4日目”がある人は、もう坊主じゃない」
③「ハードルをとことん下げる」再開のコツ
再スタートするときは、
ハードルが高いと挫折しやすくなります。
だからこそ、“とにかく簡単に戻る”
ことを意識しましょう。
たとえば:
- ノートを開いて1行だけ書く
- Xに「今日からまた再開します」とつぶやくだけ
- 椅子に座って3分だけ深呼吸する
重要なのは「やったかどうか」より、
「戻ったという感覚」を体験することです。
継続よりも、戻れる人が未来を変える
60代からの再出発において、
最も大切なのは「完全に続けること」
ではありません。
何度でも、戻れる自分になることです。
途中で止まってもいいんです。
むしろ、止まったからこそ
気づけることもある。
あなたのペースで、また歩き出せば、
それは立派な“再出発”です。
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